和紙の風合いを生かした裏打ちこんにちは。五番館の池田です。今回は三重県のお客様より裏打ち作業のご依頼を頂きました。裏打ちとは、作品の裏側へ和紙を貼付け補強する作業になります。本紙のみの状態での保管は、破れたり劣化が早かったりしますので、今すぐに軸装や額装をする予定が無くても裏打ちをしておく事をお勧めします。今回は個人様所有の画賛です。 一般的な裏打ちと言いますと、下の画像のような感じで本紙より一回り大きな和紙を裏打ちして、その後本紙の端を化粧断ちしてから掛軸への表装や額装を行います。2017.06.14 09:00
納経軸表装の装飾品についてこんにちは。五番館の池田です。今回は観音霊場納経軸を掛軸表装する際の、金具類、装飾品についてご案内します。まずは軸頭(じくがしら)という最下部に付く棒の端の部分。この部分を持って掛軸を巻いたりしますね。2017.05.15 09:00