掛軸について



掛軸とは、書や日本画などを裂地(きれじ)で表装し、床の間などに掛けて

鑑賞するものである。 とされています。

伝統的な掛軸もありますが、現代においては書や日本画に限らず、

現代アート、イラストやグラフィックスなどの様々な作品が掛軸、巻物に表装され、

床の間に限らず空間を演出する作品となり、とても身近なものとなっています。

皆さんも気軽に表装、額装を依頼される事もあるかと思います。


しかし、ここで間違って欲しくない事があります。


掛軸の表装に関しては、材料をどの程度のものを使用するか、

表装、 再表装(仕立て直し)、修復、修理にどの程度の時間を費やしたか、

この二点が大きく価格に影響する、ということです。

材料は裂地の種類である、正絹(しょうけん)、綿、金襴、

(金襴であれば箔の材質のランク、本金や準金など)によって、

数万円から十数万円と、同じ表装形態でも大きく価格が変わります。

また、例えば古い掛軸の修復や再表装には、数日の作業では終わらないようなものも

多くあります。

他には特殊な紙での作品や、大きなサイズのものも製作に時間がかかります。

こちらに関しても、価格への影響は免れません。

とは言いましても、一般的な掛軸の表装に掛かる時間は、ほぼ決まっています。

書作品や日本画などの一般表装、納経軸本仏表装や簡単な修理などは

お電話やメールでのお見積りが可能です。

再表装、修理や、その他の表装に関しては、本紙の状態から掛軸に

仕立てるまでを一度シミュレーションするために作品を拝見し、

まずお見積りをさせて頂いております。


五番館の表装は、同じ作品を十数年後、数十年後に

再度新しく表装(再表装)、仕立て直しとして表装をする時の事を考えています。

いずれ訪れるその時の為にも、作品本紙の状態を出来るだけ保てているように、

今からしっかりと表装することが大切だと思っています。


五番館について



掛軸の表装、額装、巻物の製作、古書画などの修復を手掛ける。

技術には定評があり、全国の有名なギャラリー、画廊、百貨店からの依頼を受け、

それらを確実にこなしています。

著名な作家の方や、クリエーターの方からのご依頼も多数頂いており、

信頼と実績があります。

必要なところには必要な時間、手間をしっかりとかけ、

費用を抑えられるところには問題の無い範囲で賢く低価格を実現します。

「大切な物なんだけれど、そこまでのお金は掛けられない」

「これくらいの予算で、一定以上のクオリティを保ったものを作って欲しい」

このようなお話やご相談がとても好きです。

もちろん昔ながらの手作業での工法も得意分野としています。

五番館の掛軸の優れているところは、卓越した職人が全てにこだわりを持って

表装した掛軸、というところにあります。

それぞれの作業を別の人間が担当して掛軸を作った場合にありがちな粗雑、曖昧な

仕上がりを回避して、何処を見ても仕上がりのきれいな掛軸を完成させます。

丁寧な打ち合わせを行い、大切な作品の魅力を最大限に引き立てて、

必ず満足頂ける仕上がりを保証します。


株式会社 五番館

〒500-8384

岐阜県岐阜市薮田南5-16-28

Tel 058-272-0005

Fax 058-272-0019

事業内容 掛軸製作、軸装、額装、古書画修復

設立 昭和60年6月 (創業 昭和48年4月)



昭和48年 岐阜市長住町にて美術商として開業

昭和54年 岐阜市薮田に移転し店舗完成

昭和60年 資本金1000万円 掛軸表装会社設立

昭和62年 岐阜市須賀に表装部門を新設

平成 5年 岐阜市薮田に表装部門を移転し工房完成

平成10年 創業25周年を記念しニューヨーク・ソーホーにてギャラリーを一年間展開

平成11年 会社新社屋完成

平成12年 社屋に隣接した新工房完成