掛軸再表装 寺院所有の仏画

こんにちは。五番館の池田です。


今回は愛媛の寺院様で永々と300年の時を過ごした青不動尊の再表装です。



損傷がピークに達していますね。

先の100年に繋げるため、今回で4度目の表装となるようです。



本紙の剥離が進んでいて、触れるだけでパラパラと落ちてきてしまいます。


まずは水洗いで汚れをクリーニング、解体していきます。



糊を分解し、旧裏打ち紙の除去、

前回、前々回に補強のために入れられた、鎹(かすがい)も除去します。

鎹とは本紙の折れた部分に、裏から細く、薄い和紙を貼付ける、

つなぎの役割を果たすものです。



正しい位置に鎹をあて、中裏打ち、総裏打ちと続きます。



総裏打ちは吉野寒漉き小判和紙。貼り込み後、30日前後、寝かせます。



一文字、中廻し及び風帯 / 合金欄

外縁 / 筋紬

軸頭 / 透かし金具

桐箱 / 太巻き芯付き

裏打ち / 土佐、吉野和紙3枚裏

仕上がり寸法 2000mm × 600mm




五番館ではご予算に応じた表装、修復を承っております。


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