納経軸表装の装飾品について

こんにちは。五番館の池田です。


今回は観音霊場納経軸を掛軸表装する際の、金具類、装飾品についてご案内します。



まずは軸頭(じくがしら)という最下部に付く棒の端の部分。

この部分を持って掛軸を巻いたりしますね。



八双(はっそう)とよばれる掛軸最上部の半月の形をした棒の端に付く

八双金具(はっそうかなぐ)は、軸頭とセットのデザインになっています。



長期の使用でも劣化が少ない、本金厚口の日本製を使用しています。


こちらが標準で取り付けているもので、蓮華と唐草が彫ってあります。


金軸(かなじく)といいます。



デザインは上下で共通性を持たせてあります。



次は、透かし金軸(すかしかなじく)というものです。

唐草の模様がくり抜いてあり、黒色の座の部分が透けて見えます。


非常に凝ったデザインですね。


金軸よりも高価なため、一般的にワンランク上の表装に使われます。




上部の八双金具も同じデザインです。





次は、先程と同じ透かし金軸なのですが、座の部分が銀色のものになります。


座の部分の色味の違いです。

裂地の雰囲気に合わせたり、お客様の好みによって使用します。



こちらは、燻したような、とても雰囲気のあるものです。


金軸時代色(かなじく じだいしょく)


蓮華と唐草のデザインです。




どれを付けても雰囲気が良くなるように材料を選んでいます。


基本的には金軸で十分な雰囲気が出るのですが、

選ばれた裂地に合わせたり、好みに合わせて選択して頂けます。




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